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826: 名無しさん 2016/07/14(木) 13:01:50.49 ID:K9zaCgVu0
《沈黙の魔導剣士-サイレント・パラディン》
効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻 500/守1500
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「サイレント・ソードマン LV3」または
「サイレント・マジシャン LV4」1体を手札に加える。
(2):このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、
自分フィールドのモンスター1体のみを対象とする魔法カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にする。
(3):フィールドのこのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合、
自分の墓地の光属性の「LV」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。

予め断っておくと、召喚するだけでアドバンテージが取れて破壊された時のフォローまでしてくれる彼女をここで取り上げるのは少々不本意であるが、
巷での酷評ぶりをこのまま看過できず、敢えてこの場で筆を執ることにした。


827: 名無しさん 2016/07/14(木) 13:02:58.36 ID:K9zaCgVu0
さて、まずはVジャンプが勧めるように「サイレントデッキ」で彼女を採用した場合の役割を見てみよう。
くどい様だが彼女は召喚時と破壊時に手札を増強できるので、召喚補助系のカードを採用しやすい。
特に、《二重召喚》と《フォトン・リード》がその筆頭に挙げられるだろう。

前者なら、彼女の効果発動が可能であり、手札に彼女のカードが2枚と《二重召喚》があれば、《フェアリー・チア・ガール》の素材にすることですぐに減った手札を帳消しにできる。
無論、序盤からそれを可能とする手札が揃っていることはそう多くないが、《フォトン・ベール》で手札に来てしまった他のサイレントたちをデッキに戻しつつ、
彼女のカードを複数サーチできる。《フォトン・ベール》は、高Lvのサイレントたちをデッキに戻せる点でも相性が良い。

後者の場合は速攻魔法であるため、サーチした《サイレント・ソードマン LV3》を相手のエンドフェイズに特殊召喚することで、次のターンのレベルアップを狙える。


828: 名無しさん 2016/07/14(木) 13:04:09.62 ID:K9zaCgVu0
よく言われるのが、彼女が天使族であるために他サイレントと種族サポートを共有できない、といった評価であるが、
むしろ天使である彼女だからこそできる役割がある。前述した《フェアリー・チア・ガール》もその一例。
彼女に《同胞の絆》を使えば、光属性使いならば誰もが一度は検討したことがあるであろう《オネスト》をリクルートできるのである。《オネスト》は自身の効果で手札に戻せるので、実質サーチ効果となる。
もう一体条件を満たした天使族が必要となるが、「サイレントデッキ」ならば《シャインエンジェル》を無理なく採用できる。
また、《ウィクトーリア》女史を呼べば彼女を戦闘から護ってくれるので、1枚挿しておくのも良い。召喚先のモンスターが手札に来てしまっても、前述した《フォトン・ベール》でデッキに戻せる。
バトルフェイズを行えないデメリットこそあるものの、元々低LvサイレントたちはLvや魔力カウンターの個数を増やすまでは低い能力値であるのさほど気にならないだろう。


829: 名無しさん 2016/07/14(木) 13:05:39.69 ID:K9zaCgVu0
と、ここまでは「サイレントデッキ」における彼女の活躍ぶりを列挙したが、
彼女は天使族のデッキ、特に《天空の聖域》でこそ彼女自身の能力をより活用できると考える。

(1)の効果は《神秘の代行者 アース》とは発動条件が同じであるため、《二重召喚》を共有しやすい。
アースでサーチできる《死の代行者 ウラヌス》を特殊召喚し、彼女をチューニング……するとLv9のシンクロモンスターを出せる。
これが何を意味するのかというと、召喚時にチェーンを積みやすい彼女との相性の良さが際立つ《ハネクリボー LV9》共々ランク9のエクシーズ素材となる。
《ハネクリボー LV9》は彼女で回収するモンスターの有力候補であり、《浮鵺城》や《モイスチャー星人》でよりランク9に特化したデッキ構築が可能。
勿論、彼女はLv6シンクロモンスターやランク4の素材としても活用でき、Lv9のモンスターとアースもしくはLv変更後のウラヌスで《星態龍》を出せることも忘れてはならない。


830: 名無しさん 2016/07/14(木) 13:07:38.61 ID:K9zaCgVu0
天使族デッキにおけるサイレントモンスターをフィールドに出した場合の役割は主に素材であるため、同じLvの《サイレント・マジシャン LV4》が優先される。
種族補助の恩恵に与りにくいが、光属性を指定している《裁きの光》のコストにはなり、《サイレント・マジシャン LV4》は《マジックテンペスター》の素材としても活躍できる。
《マジックテンペスター》は一見すると天使族デッキとのシナジーがないように見えるかもしれないが、《ダーク・ヴァルキリア》が両者を繋ぐ橋渡しとしての役割をになってくれる。
《ダーク・ヴァルキリア》はデュアルモンスター故、《神聖なる球体》や《雲魔物-スモークボール》とは《馬の骨の対価》を共有でき、
カオスモンスターのコストになることや《二重召喚》との相性から、彼女との親和性もなかなかである。


既存の「サイレントデッキ」とのかみ合わせの悪さにばかり目を向けられている彼女であるが、
敢えて天使として新たな道を開いてくれた彼女に課せられた試練と言えよう。
今後Lvモンスターのサポートが増えればそれだけ彼女の示した可能性が多くの決闘者の知ることとなり、彼女のカードが高騰する日もきっと近い……。


833: 名無しさん 2016/07/14(木) 19:26:25.88 ID:LHcAOQcS0
強そうに見えていい評価だと思う
冷静になると必要なパーツ多すぎて笑えるけど

引用元: http://karma.2ch.net/test/read.cgi/yugioh/1460134175/